子どものために犬を飼うメリットまとめ

犬を飼うメリット

犬好きの間ではすっかりよく知られている「犬の十戒」の一つに「子供が生まれたら犬を飼いなさい」というものがあります。

これはインターネットで急激に拡散されるようになったものですが、もともとは作者不明の文章が「イギリスのことわざ」であるかのようにして伝達されていったようです。

言葉の出処はともかくとして、「犬の十戒」は非常によい言葉で綴られており、続けて「子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう」といった言葉や「子供が幼少期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう」といったように続いていきます。

犬の寿命は犬種にもよりますが10~15年くらいとされており、近年では相当長生きをする犬も増えてきています。

「犬の十戒」では子供の成長に合わせて犬とともに信頼関係を深めていくことができる過程を示した後、最後のまとめとして「自らの死を持って子供に命の尊さを教えるでしょう」としています。

そこだけを見ると残酷なようですが、長年連れ添ったパートナーの犬が思春期を迎える時期に死を迎えるということは、子供のその後の人生観に大きな影響を与えるということは間違いありません。

犬は古くから人間とともに狩猟をしてきた動物ということもあり、賢く忠実で、人の気持に敏感な性質を持っています。

嬉しい時や悲しい時にそれをくみとって一緒に過ごしてくれる犬は、子供だけでなく家族全員にとって大きな気持の支えになってくれるのです。

子供と一緒に飼育するおすすめの犬

ペットとして飼われる犬として人気が高い犬種は、ここ最近では小型犬が注目されています。

一時期大ブームになったトイプードルやチワワ、ミニチュアダックスフンド、豆柴といった犬は初心者でも飼いやすく、毎日の運動の世話もそれほど必要としないので子供と一緒に飼育をするのに適しています。

他にも人気の高い犬種としては、キャバリアキングチャールズスパニエルやヨークシャーテリア、シーズーなどがありますが、いずれも賢く無駄吠えのない飼いやすい犬です。

広い住宅や散歩のしやすい郊外に住んでいるなら大型犬もおすすめです。
中でもゴールデンレトリバーは非常に賢くおとなしい犬で、人間のよいパートナーになってくれる忠実な犬です。

子犬の時期からどんどん体を大きくしていきますので、そうした子供とともに成長していく様子を見守るという楽しみもあります。

犬を飼い始める時期ですが、既に飼っている犬がいて衛生面に注意しているなら、赤ちゃんと一緒に生活をしてかまいません。

しかしこれから新たに飼い始めるなら、ある程度子育てが落ちつく時期からにした方がよいでしょう。
初めて犬を飼うなら、生まれたばかりの子犬ではなく、ある程度プロのトレーナーにしつけをしてもらったものにするのも一つの方法です。