猫を飼うメリット
今最も人気の高い種類のペットといえば猫でしょう。
これまでは家庭用ペットといえば犬が最も人気でしたが、ここ数年でついに飼育数で猫が犬を逆転しました。
猫も昔は餌だけを家で与えてあとは外に放し飼いにするという飼い方が一般的でしたが、現在では病気やケガを予防するため完全室内飼いにすることが推奨されています。
猫は自分の縄張り内で生活をするという性質を持っているので、自宅の空間の中でも精神を安定させて生活することができるのです。
肉食動物であるライオンやトラと同じネコ科の動物であることから、どちらかというとベッタリと人になつくというよりも、自由気ままに生活をするということが多いようです。
もっとも最近はネットなどですっかり野生をなくした甘えん坊の猫もたくさんいるので、そうした個性を楽しむというのも猫を飼っていく上での魅力と言えます。
ここ最近ではミックスではなくペットショップなどで有名な猫種のものを求める人も多くなってきていますが、そうした品種名のある猫ならば、ある程度性格がつかみやすいというメリットがあるでしょう。
保護猫を引き取るということも子供の教育と社会活動の一つになりますので、それもまたよいことです。
一見付き合いにくい猫ですが、賢い知能を持っているため赤ちゃんには優しく、自分の仲間と認識した家族を守ってくれることもよくあります。
長生きをして子供に寄り添って成長をしてくれる猫は、子供の情操教育に大変よい影響を与えてくれるでしょう。
子供と一緒に生活をするのにおすすめの猫
猫を手に入れる方法は大きく二種類あり、ペットショップやブリーダーから購入する場合と、保護猫の里親になるという場合とがあります。
ペットショップで購入できる猫として人気が高い種類として、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールド、ラグドールなどといったものがあります。
他にもマンチカンやベンガルなど毛並みや身体に特長のある猫も、ここ最近人気の高い種類です。
基本的に飼い猫用にブリードされた猫は大人しく飼いやすい性格になっているので、初めて飼育する時にはそうした猫種ごとの特長にも注目してみましょう。
保護猫の里親になる場合は、地域のボランティア団体や支援団体を通じて申込みをします。
全国各地で保護猫の顔合わせ会などを行っているので、まずはそうしたところで子供とともに顔合わせをして気の合った猫を引き取るという方法もあります。
ただし保護猫も無責任な気持ちでは引き取ることはできません。
団体によっては事前に家庭訪問をして、引き取れる環境にあるかどうかを確認する場合もあります。
子猫のうちは本当に手がかかりますので、子育てと無理なく並行して行えるようにしてから飼い始めましょう。