妊婦が摂取して良いもの・悪いもの
パートナーが妊娠したという報告は、これから父親となる男性にとってはとても嬉しいものです。
しかしその一方で頭の中には「これから自分たちが子供を育てていかないといけない」というプレッシャーも感じることでしょう。
父親が育児に参加することも現在では当然となりました。
「イクメン」という子育てをする男性を特別扱いする考え方そのものが、すでに古い感覚になってきつつあります。
妻から妊娠したと言われたら、まずは第一に妊婦について詳しく知り、その上でサポートをしていくことが大切です。
川崎市ではこれから出産をするカップルに対し、基本的な心がけや子育てに便利な情報をガイドブックという形で配布しています。
参考>>http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/17-2-26-0-0-0-0-0-0-0.html
その他の市町村でも同様の冊子の配布がされていますが、この川崎市のものは市内に住む人だけでなく子育てをしていく人すべてにとても便利な情報が掲載されています。
妊娠をすると急激に体内の様態が変化をし、それまではなかったような体の変化が見られるものです。
妊娠5ヶ月までの妊娠初期は体質的に不安定な状態が続くので、特に食生活には十分に配慮をしてあげる必要があるでしょう。
妊娠中に絶対に控えたいものとしては、アルコール類やタバコなどの嗜好品があります。
それまで一緒に飲みに行ったりしていた仲の良い夫婦にとってはつらいでしょうが、それらは赤ちゃんの体に明らかに悪い影響を与えます。
食事はバランスよく3食にするのがよいのですが、つわりなどでどうしても食事がしづらいというときには、ジャンクフードなどでもその時に食べたいものを(食べ過ぎにならない程度に)食べさせてあげるということも大切です。
周りに報告するタイミング
妊婦さん自身が仕事をしている場合は、早めに職場に報告をすることで、重い物を持つなどの仕事は配慮をしてもらう必要があります。
しかし夫側や親族は、あまり早いうちから周囲に言い回ってしまうのはよいことではありません。
というのも妊娠初期はちょっとしたことで体調を崩しやすく、医学が発達した現代においても8~15%の確率で流産が起こっています。
特に妊娠8週目~12週ではその確率が高く、周囲に報告をした途端に流産をしてしまったということも起こります。
職場や友人などに報告をするのであれば、体質が安定した5ヶ月目からの妊娠中期からが望ましいでしょう。
妊娠が嬉しいのはわかりますが、報告をして流産をしたということになると余計に周囲に気を遣わせてしまったり、妻にとってつらい思いをさせてしまうことにもなります。