子育てにおすすめな車とは?選び方

子育て向きな車とは

車を買い換えるタイミングとして多いのが妊娠がわかった時です。
一人暮らしや夫婦での生活ではコンパクトカーなど維持費の安い車や、趣味として使えるスポーツカーなども使えますが、子供が増えるとなるとそういうわけにはいきません。

赤ちゃんや乳幼児の体は小さなものですが、子供を連れて車で移動をするとなるとまずチャイルドシートを設置しなくてはいけません。

それに外出時にはおむつ、哺乳瓶、ミルク、水、タオル、着替え、おやつ、おもちゃなど非常にたくさんのものが必要になります。

子供を抱えたままでは車のドアを開くのも大変となりますので、家族向けに設計された「ファミリーカー」に買い換えるのがおすすめです。

最近では自動車メーカーもファミリーカーには非常に力を入れており、テレビCMなどを見ていても家族一緒にお出かけをする様子がよくイメージに使われています。

ファミリーカーといっても特定の車種に限定されているわけではなく、軽自動車にも普通乗用車にもあります。

一般的な特長としては「車内空間が広い」「ドアが大きくて開けやすい」「荷物が多く積める」といったことがあり、さらに「大人数が乗れる」ことや「ハッチバックなどのアウトドアに向いた装備がついている」といったことも挙げられます。

たくさんの種類から選ぶことができるので、自分たち家族のライフスタイルに合わせて選ぶのがよいですね。

子育て世代に人気車種の特徴、選び方

ここ最近のファミリーカーの人気傾向としてまず挙げられるのはミニバンです。
ミニバンは1ボックスもしくは2ボックスの構造で作られており、かつ背面ドアギリギリまでシートが設置されているタイプのことを言います。

もともとは一般向け乗用車を「ワゴン」、商用車を「バン」と呼んでいたのですが、より荷物を多く積める一般乗用車が高いニーズになったことから「ミニバン」という名称で商用車と区別しています。

ミニバンタイプの人気車種としてはトヨタのヴォクシーや日産セレナ、ホンダのステップワゴンがあります。

これらの車種は日本で走行している車種としては大型のものですが、欧米の「フルバン」と比べれば小型であることから「ミニバン」と分類されます。

この3車種は後部がスライドドアとなっており、アシストグリップやチャイルドグリップのような子育て世代に便利な機能が搭載されています。

セレナの「ハンズフリーオートスライドドア」や、ステップワゴンの「わくわくゲート」などはまさに子供と一緒に乗るために設計されたものです。

軽自動車で人気なのがスーパーハイトワゴンとされる車高の高い車種で、同様に子供向けの安全装置や開口部の特殊な設計がついているというところが便利な特長です。