「花菜ガーデン」で遊べる内容、魅力
「花菜(かな)ガーデン」は神奈川県平塚市寺田にある神奈川県立の自然公園です。
正式名称は「神奈川県立花と緑のふれあいセンター」で、「花菜ガーデン」という名称は一般公募をして選ばれた名前です。
開園は2010年3月1日で、施設内では農業や園芸を体験しながら学習できる設備が整えられています。
広さは約9.2haと非常に広く、園内には「フラワーゾーン」「アグリゾーン」「めぐみの研究棟ゾーン」があります。
「フラワーゾーン」では更に内部に細いゾーンが分かれており、四季ごとの植物を見ることができるようになっています。
有名なものとしてはハナモモや百合、リコリスなどが咲く「春告の小道」があります。
他にも「薔薇の轍」や「槿花の小径」「風ぐるま迷図」「枝百景の丘」といったところが挙げられます。
一年間いつでも花々が咲き乱れる様子が見られるので、家族で散策をするにはぴったりのところでしょう。
「アグリゾーン」は野菜の植え付けや田植えなどの農業体験をするためのエリアです。
園内で実際に栽培されている農作物の作業を体験したり、身近な野菜や果物がどういうふうに作られるかということを見て知ることができます。
「めぐみの研究棟ゾーン」では展示室や工作室、調理室といった屋内施設が多く集まっており、展示物として農業や園芸を学ぶことができるようになっています。
管理棟やお店、子供向けの遊具もあるのでもし天気が悪くなってしまったときにも安心です。
「花菜ガーデン」の施設の概要
「花菜ガーデン」は平塚市寺田縄が所在地となっており、最寄り駅はJR平塚駅です。
といっても駅からはかなり距離のあるところにありますので、訪れる時には自家用車もしくは市バスなどを使うのがおすすめです。
場所の目安としては「平塚養護学校」のすぐ近くで、有料道路を使って移動する場合ならば小田原厚木道路の平塚I.C.からすぐ近くです。
一般道からは国道1号から県道62号に入る形となります。
しかし周辺にあまり大きな目印があるわけではないので「JA湘南大型農作物直売所 あさつゆ広場」などをカーナビで設定して来るとよいでしょう。
電車を利用する場合はJR平塚駅北口もしくは小田急線秦野駅北口からバスが出ているので「平塚養護学校前」バス停前まで来てください。
入園料は季節によって異なっており、最も花々が咲き誇る5月8日~31日までが最も高く設定されており、レギュラーシーズン、スローシーズンと価格が三段階になっています。
年間パスポートもあり、2018年3月1日から大幅に値下げをされて2300円になります。
ペットと一緒に入れるゾーンや園内でお弁当を食べられるエリアもあるので、お出かけ前にはよくある質問をよく読んで準備してみてください。