「生命の星・地球博物館」で遊べる内容、魅力
「生命の星・地球博物館」は、神奈川県小田原市入生田にある県立の文化施設です。
正しい名称は「神奈川県立 生命の星・地球博物館」で、地球規模での生命の歴史や生態を詳しい展示品とともに観覧することができます。
地球が誕生してから約46億年にもなりますが、その間に地球上で起こった生命の誕生とその多様性を学ぶということがテーマです。
館内では時代の流れに沿ってコーナーが設けられており、巨大恐竜や隕石のような大型展示物から、豆粒ほどの大きさの昆虫など大小様々な展示品があります。
館内の大きなテーマは4つで、それぞれ「地球を考える」「生命を考える」「神奈川の自然を考える」「自然との共生を考える」です。
季節ごとに特定のテーマを設けたイベントも開催されており、年間を通じて楽しく観覧することができる神奈川県ではおなじみのスポットとなっています。
ちょっと珍しいのが「ジャンボブック」という文字通り大型の本が展示されているというコーナーです。
「ジャンボブック」では「生命の星・地球博物館」が所蔵しているコレクションを大型の本の形式で順番に見ていくことができるようになっています。
神奈川県内を中心に珍しい生き物についての説明がされているので、子供だけでなく大人にとっても見どころのあるコーナーと言えます。
「生命の星・地球博物館」の施設の概要
「生命の星・地球博物館」がある小田原市入生田(いりうだ)は、箱根登山鉄道の駅の一つです。
周辺には箱根連山が雄大に広がっており、自然環境そのままを感じることができるロケーションです。
アクセスは電車では箱根登山鉄道を利用しますが、横浜・川崎方面からはJR東海道本線を使って約1時間ほどでJR小田原駅に到着するので、そこから箱根登山鉄道に乗り換えます。
JR小田原駅から入生田駅までは約10分ほどで、駅前から「生命の星・地球博物館」までは徒歩3分くらいです。
開館時間は午前9時~午後4時30分までとやや短めなので、お出かけの時には時間を確認して出かけた方がよいでしょう。
休館日は毎週月曜日(祝日・振り返り休日の場合は翌日)で、その他にも年末年始や燻蒸期間に不定期に休みが入ります。
なお神奈川県立の美術館や博物館の有料観覧券の半券で観覧料が割引になるというサービスもあります。
家族で利用をする場合は毎月第一日曜日が「ファミリー・コミュニケーションの日」となっているので、神奈川県内在住で18歳未満の子供と一緒に来た家族の人は優待料金で入場することができます。
ただしその場合は優待券を提出する必要がありますので、公式サイトで用紙をダウンロードしてから窓口に提出してください。